印刷

ここから本文です。

ページID : 19507

更新日 : 2025年4月1日

パパママ学級に行ってみました(令和7年3月15日)

目次

「すぎラボ」は、杉並区で子育て中のママライター、パパライターによるコンテンツです。

妊娠・出産を迎えるご夫婦に向けて、区が開催する子育て支援プログラム「パパママ学級」を取材してきました。実際に体験内容を見学してみると、想像以上に学びが多く、参加者の皆さんの真剣な様子が印象的でした。

プログラム概要

  • オリエンテーション
  • 保健師さんからのお話:妊娠中の体の変化や産後のケアサービスについて学ぶ
  • 体験実習:沐浴体験、妊婦体験(パパ向け)、おむつ替え体験
  • ワーク:赤ちゃんとの暮らしのイメージづくり

 

パパの積極的な参加が増加中

平日にも関わらず16組32人の席が満員御礼です。お休みをとって参加されているとのことでした。
このプログラムの特徴は、何と言っても夫婦で一緒に学べることです。「母親学級」とは異なり、パパの参加が推奨されています。休日開催もあるので平日休めない方も参加しやすい形になっています。

特に印象的だったのが、パパの妊婦体験です。実際に重りをつけて体験すると、「こんなに重いんだなあ」「しゃがんで物を拾うのが大変だね」と驚きの声があがっていました。実際に体験することで、パートナーの大変さを実感できるのがいいなと思いました。

パパの妊婦体験の写真1パパの妊婦体験の写真2

沐浴体験で夫婦のコミュニケーションが深まる

赤ちゃんのお風呂(沐浴)の実習では、パパたちが赤ちゃん人形を抱えて緊張しながらも一生懸命取り組んでいる様子が微笑ましかったです。助産師さんがサポートしながら進めるので、「こんなこと聞いていいのかな?」という不安も気軽に相談できるのが嬉しいポイントです。
アウトバス方式が採用されています。湯船につけず、赤ちゃんがバスタオルの上で服を脱いだ段階で全身に石鹸をつけて優しく洗います。全身の汚れを石鹸で落としてから湯船につけて石鹸の泡を洗い流します。
初めての体験に「うわ、ドキドキする。」「大丈夫かなあ。」との声があちこちで聞こえていました。

沐浴体験の写真1沐浴体験の写真2

赤ちゃんとの暮らしのイメージづくり

通常の家事、仕事に赤ちゃんの育児が加わるシミュレーションを夫婦で事前にやっておくワークの時間があります。授乳は3時間ごとだったり、ごみ捨てや掃除の担当はどうするなど赤ちゃんのいる暮らしを少しずつイメージするとてもいいワークです。初めての育児で戸惑うことによる夫婦喧嘩を回避できそうです。

ワークの写真説明中の写真

人気なので早めの申し込みを

平日開催でも予約がすぐに埋まるほど人気なので、参加を希望する方は早めの申し込みをおすすめします。

保健センター担当者の想い

担当の方にお話を伺うと、「パパママで一緒に子育てをするためのきっかけ作りをしたい」という思いが伝わってきました。特に初めての子育てでは「思ったより赤ちゃんが寝ない」「どう役割分担したらいいの?」など戸惑うことも多いものです。このプログラムを通して、ご家庭での会話が増えたら嬉しいですとのことでした。
ひとりで悩まず気軽に保健センターに連絡してほしいとの想いを強く感じました。

取材後記

「子育ては一人ではなく、地域とともに」そんなメッセージを感じた杉並区のプログラムでした。私は15年ほど前にパパママ学級に参加しましたが、随分進化した印象を受けました。赤ちゃんがいる生活の夫婦でのシュミレーションワークなどとてもいいなと思いました。沐浴の方法もアウトバス方式になっていたり、より効率的になったなと時代の流れを感じました。
保健センターの方々はみなさんとても親切で、初めての育児に不安を感じている方は、ぜひ気軽に参加したり、相談したりしてみることをおすすめします。

申し込み方法

ネットから申し込み可能です。お電話や来所での相談も受け付けています。

すぎラボライター さくら

お問い合わせ先

子ども家庭部管理課庶務係

〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号

電話番号:03-3312-2111(代表)

ファクス番号:03-5307-0686

ここまでが本文です。

同じカテゴリから探す

令和6年度