現在位置: 杉並区公式ホームページ > まちづくり・環境 > 環境 > 気候区民会議 > 意見提案に対する区の対応 > エネルギー
印刷
ここから本文です。
ページID : 19810
更新日 : 2025年3月17日
エネルギー
目次
提案01 再エネを近所の人たちとみんなで安心して導入できるようにする
各家庭や集合住宅(分譲・賃貸)で太陽光発電を導入する際の精神的なハードルを乗り越えるために、個人で導入を検討するだけでなく、エリア単位でまとめて情報交換しながら、導入検討を推進できる仕組みをつくる。
区の対応
太陽光発電に関する講座、省エネ出前講座などを実施するとともに、都の共同購入制度やアドバイザー派遣などの制度を活用が促進されるよう令和7年度から新たにリーフレットを作成して町会・自治会等に周知し、既存の制度を有効に活用できる環境を整備します。
【関連した区の既存事業】エコ住宅促進助成、省エネ相談・省エネ出前講座、環境講演会
提案02 省エネ・再エネ住宅の推進パッケージをつくる
エネルギー効率の良い住宅を増やすには、「正確な情報が得られること」、「専門家による診断やアドバイスがもらえること」、「金銭的な補助があること」が必要であるが、個別に実施するだけでは実現しないため、一連のパッケージとして展開する。
区の対応
令和7年度から区ホームページ上において、省エネルギー・再生可能エネルギーに関しての情報や助成制度の案内等を集約したポータルページを新たにつくり、分かりやすく、アクセスしやすい情報発信を行います。
【関連した区の既存事業】区ホームページ等での情報発信、エコ住宅促進助成、省エネ相談・省エネ出前講座、環境講演会
提案03 区民や事業者が協力・連携したくなる「杉並消灯日」を設ける
杉並区が主導しながら地域全体の消灯日を設け、消灯対象エリアや時間枠を設定するなど、それぞれのスタイルで参加しやすいようにする。事業者等には定時退社・営業時間短縮の協力を依頼し、区民には暗がりを楽しむ企画を提案する。また、この取り組み
をより推進させるため、総合震災訓練や各地域の防災訓練と消灯日を掛け合わせることで、停電しても困らずに過ごせる知識も身につき、地域の防災力を高めながら省エネできる。
区の対応
世界中で同じ日時に消灯し、地球温暖化防止の意思を示すWWF(世界自然保護基金)の環境啓発イベントである「EarthHour(アースアワー)」に参加して区民や事業者への呼びかけを行い、その際に、消灯時に停電の際の対応など、防災について考える契機となるように周知を工夫して行います。
【関連した区の既存事業】環境配慮行動の推進
提案04 床発電や太陽光パネルを公共施設等に設置し、省エネ、再エネに関する啓発を充実させる
日常的に利用する駅などの公共交通機関や、区の庁舎などの公共施設に床発電・太陽光パネルを導入し、発電量やその効果の見える化をする。関心のない区民も無意識のうちに省エネ・再エネの取り組みを目にすることができ、関心のある区民はより理解を深めることができる。また、多くの杉並区民が手にする「ごみの分別冊子」などに気候変動対策や防災等の取り組みを紹介することで、啓発を推進させる。
区の対応
区は令和5年12月、区役所前広場に「路面太陽光発電」を試験導入する等、再生可能エネルギーの普及啓発に取り組むとともに、区立施設において可能な限り再生可能エネルギーへの転換を図ることで一層の普及を目指しています。
それらの取り組みについては、太陽光の発電モニターの設置や情報のダッシュボード(データや情報を視覚的に表示して一覧化すること)により見える化を図ることで、区民の方々の意識醸成や行動変容につなげていきます。
【関連した区の既存事業】区立施設への太陽光発電設備の設置、本庁舎等の電力調達における再エネ導入
提案05 区民が参加できるような事業体「杉並電力」により、自分たちでコツコツと積み上げて発電し、再エネを地産地消するまちにする
住宅、事業所、公共施設での太陽光発電や蓄電設備の整備、ごみなどの廃棄物を有効に生かす新しい技術の導入や、健康づくりと組み合わせた自転車サイクル発電のワークスペース設置など、まちなかのあらゆる資源を生かして再エネによる発電を広げていく。また、つくったエネルギーのプロセスを見える化して取り組みのPRを行い、再エネ推進に区民が参加できるような事業体「杉並電力」をつくってさまざまな事業を展開する。
区の対応
提案の杉並電力は、区民・事業者・区がそれぞれが再エネ電力の地産地消を目指すこととして捉え、太陽光発電設備及び蓄電池等への導入助成や、「建築物再生可能エネルギー利用促進区域制度」の導入等による再エネの普及促進に向けた、さらなる取り組みを検討していきます。
【関連した区の既存事業】エコ住宅促進助成、建築物再生可能エネルギー利用促進区域制度
提案06 交流自治体や地方と再エネを起点にした相互的な協力体制をつくる
再エネを起点にした協力体制を構築し、交流自治体産電力(再エネ電力)を主軸に再エネ切り替えを進める。交流自治体とは電力の連携に加え、区立小学校での給食食材の調達、自然体験教育、健康増進など教育・文化・人的な交流を持つ。
区の対応
他自治体と連携して再生可能エネルギーを区内に供給することで、個人住宅や事業者の再生可能エネルギーへの切替を促す仕組みの構築や、環境学習の実施など連携を契機とした他自治体との交流を深める機会の創出について検討します。
【関連した区の既存事業】エコ住宅促進助成、交流自治体との各種交流事業
提案07 家庭でお得に省エネ・再エネにチャレンジできる情報ポータルを整備する
ウェブサイトやSNS等の区が運営している既存のメディアを活用しながら、各家庭やエリアにおけるエネルギーに関する情報を集約するとともに、各家庭でお得に、楽しく、自主的に省エネ・再エネアクションを起こしやすくする情報を発信する。
区の対応
提案02の対応と同様です。
提案08 区民・事業者・杉並区で気候変動対策の取り組みを考える場を設け、積極的に情報を発信する
杉並区主催による地域対抗の自家発電運動会などの楽しく省エネできる催しや、今後の気候変動対策の取り組みをみんなで考える場として区民会議を継続させることで、気候変動対策に関する認知度を高め、学びのある機会をつくる。また、気候変動対策に取り組む他都市と相互に情報交換・協議する場として、事例見学を含む合同会議を開催する。それらを杉並区内外に向けて積極的に情報発信することで、”エコ杉並”のブランドを築く。
区の対応
新たに気候変動対策を区民が考える場として、令和7年度にユース(中高生世代)を対象としたワークショップを実施して気候変動対策に関する将来世代の意見をまとめ、イベントでの発表や冊子作成等を通して広く情報発信していきます。
【関連した区の既存事業】小中学生環境サミット
提案09 化石燃料由来の電力から再エネ由来の電力に切り替えるための情報発信とサービスを提供する
再エネへの切り替えを後押しするサイトやアプリ「杉並区アプリ」を開設。区役所内のウォーターサーバーの使用量、区内の再エネ率、区内での再エネ発電量などのほか、区の再エネ促進施策をまとめて発信する。
区の対応
提案02の対応と同様です。
その他のテーマ
関連情報
お問い合わせ先
環境部環境課温暖化対策係
〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号
電話番号:03-5307-0672
ファクス番号:03-3312-2316
ここまでが本文です。