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更新日 : 2025年4月17日

循環型社会

目次

提案10 区内のイベント・お祭りで、フードロスやごみの削減につながる取り組みを行い、区民の環境意識を高める

10区内で開催されるイベントやお祭りの会場のごみを減らすために、リサイクル可能な食品容器の使用を促すマニュアルを作成し、ごみ・フードロス削減の体験ブースなどを設置する。区民が集まるハレの場だからこそ、その連帯感と楽しさを、ごみ・フードロス削減の意識向上につなげる。

区の対応

イベント時に食器を無償で貸し出す「リユース容器貸出事業」と、事業者等のリユース容器導入を促す「リユース容器活用支援助成」の利用をさらに促進するよう、すぎなみフェスタ等のイベントにおいて紹介するとともに、食品ロスの現状や削減に関する事業等について来場者が楽しみながら理解できる取り組みを検討します。その他、イベントのみならず、区ホームページやSNSを活用することに加え、従前より行っている小学校や保育園などでの環境学習や、町会・自治会を対象とした研修会等について対象を拡大し、世代間で食品ロス削減の輪が広がるような取り組みを検討します。
【関連した区の既存事業】リユース容器貸出事業、リユース容器活用支援助成、食べのこしゼロ応援店事業、モッテコ事業

提案11 杉並循環ラボをつくる

11事業者が生活者のニーズに応じたサービスや商品を区民と共に開発・展開する、循環型社会をテーマにしたリビングラボをつくる。

提案13 一度使ったものをシェア・リペア・アップサイクルできる拠点を創出し、区民へ普及させる仕組みをつくる

13区民、区内の事業者、アーティスト、学生などとコラボレーションし、一度使ったものをシェア・リペア・アップサイクルできる拠点「REプレイス(リプレイス)」をつくる。また、区民同士でモノを交換する日「0円均一DAY(デイ)」や区主催のフリーマーケットを設けるなど、一度使ったモノをシェアする仕組みをつくる。

区の対応

現在、環境活動推進センターにおいて実施しているフリーマーケットなどの取り組みを進めるほかSNS等において不用品の売買マーケットは非常に大きくなっている現状等を踏まえて様々な選択肢を検討します。また、民間のリサイクル事業者等と連携し、区民参画を視野に入れた循環システムの構築について研究を進めていきます。
【関連した区の既存事業】環境活動推進センター事業

提案12 杉並式ごみ可視化システムをつくる

12自分がどれだけごみを出しているのかを可視化するアプリをつくり、各家庭のごみ削減につなげる。さらに、区内のどの場所にどんな種類のごみがどれだけあるか、データをマップ上で可視化できるシステムを運用し、ごみ収集の効率化を図るとともに、事業者も含めて情報を共有することで、ごみを廃棄物ではなく資源として活用するしくみをつくる。

区の対応

情報の見える化は重要であると捉えており、提案17への対応と合わせ、区ホームページ等へダッシュボードを用いた情報発信について検討を進め、ごみや資源収集量の推移に加えて組成調査で得られたごみの内訳を示すなど、杉並区のごみの状況をよりわかりやすく周知し、区民のごみ減量に対する意識の向上と行動変容につなげていきます。
【関連した区の既存事業】ごみ減量と資源化の推進(ごみ減量運動の普及・啓発)

提案14 区民が日常的に自分が使っているお気に入り容器(マイリユース容器)を使うことができる環境を整備する

14普段使っているマイバックのように、使い捨て容器を使用している飲食店や量り売り店舗、ウォーターサーバーなどで自分のお気に入りの容器(マイリユース容器)を使用できる環境を整備する。実験的に商店街などで区民が日常的にマイリユース容器を使うことができる場所を徐々に増やしていき、使い捨て容器を使用しない「杉並区リユースストリート」を実現する。

区の対応

区立施設におけるウォーターサーバーの設置を進めており、設置箇所を増やすなど今後もマイボトルの活用を促進します。また、食品に係るマイリユース容器利用には衛生面等の課題について調査研究していきますが、使い捨て容器を使用しない環境を整備していくため、イベント時のリユース容器貸出し事業、事業者へのリユース容器活用支援助成に取り組んでいきます。さらに、ゼロカーボンシティ機運醸成事業による「杉並エコマップづくりフィールドワーク」を通して、区内の量り売り店舗やウォーターサーバー等を紹介していくことで機運を高めていきます。
【関連した区の既存事業】ゼロカーボンシティ機運醸成事業、給水スポットの拡充とマイボトル普及促進、リユース容器貸出事業、リユース容器活用支援助成

提案15 杉並区内の生ごみを資源化し、杉並モデルの循環システムをつくる

15家庭や飲食店から排出される生ごみを回収し、環境負荷の少ない方法で資源化する。堆肥や土に生まれ変わった資源は、区内の公園の植栽や街路樹などの公共空間や区民農園などの緑化推進に活用する。

区の対応

生ごみ回収については、回収・保管、たい肥化、たい肥の利用など、各段階において課題があり、区だけでなく広域的な課題として中長期的に検討を進める必要があります。今後、様々な機会を活用して意見・アイデアを集め、区で取り組める実効性のある事業へつなげられるよう、堆肥化以外の資源化も含めて検討していくほか、区民・事業者とともに極力生ごみを出さない取り組みを引き続き進めていきます。
【関連した区の既存事業】ごみ減量と資源化の推進(家庭用生ごみ処理機購入費助成)

提案16 リサイクルの細分化を体験し、学べる場や機会をつくる

16杉並区の資源回収率を高めるために、公園をはじめとする公共の施設、駅、スーパーなど、日常生活の延長線上でリサイクルできるようにする。また、リサイクルの細分化など、先進的な手法を体験し学べる場をつくることで、区民のリサイクルへの理解も深める。

区の対応

資源回収については、従来から集積所回収を行っておりますが、現在の回収品目について、新たな回収スポットを設置することは、回収・分別・管理費等の経費が必要となるため難しいですが、回収品目の追加や、区内スーパーマーケット等で実施している資源回収を広く周知することについて、効果を含めて検討していきます。また、提案12・17の対応と合わせて、区民へ一層の周知を図るとともに、現在、環境活動推進センターにおいて実施している講座、講演等を活用しながら、区民がリサイクルの仕組み等を学べるよう、より一層工夫していきます。
【関連した区の既存事業】ごみ減量と資源化の推進(資源化の推進)、資源の回収、環境活動推進センター事業(環境活動推進センター等の事業運営)

提案17 リサイクルについて目に触れる機会をまちの中に増やし、リサイクルしたくなる環境を広める

17知らない人・関心がない人を主なターゲットに、駅、学校、まちの掲示板、区のアプリ、ごみ集積所など、日頃から触れるモノや場に、リサイクルの目標や達成状況、ルール、リサイクル後の活用実態など、リアルタイムな情報を発信する。掲載場所や発信方法は、様々な生活スタイルや情報の受け取り方に合わせて効果的な場所や媒体とする。また、ごみ集積所を管理する利用者との連携や情報共有を強化し、正しくリサイクルしたくなる環境を広め、行動変容につなげる。

区の対応

循環型社会の重要性の理解促進や、区民等の行動変容につなげるよう、提案12と合わせて区ホームページ等へダッシュボードを用いた情報発信等について検討します。また、新たにまちの掲示版用チラシを作成するとともに清掃情報誌「ごみぱっくん」等も活用し、区民との情報共有に努めます。
【関連した区の既存事業】ごみ減量と資源化の推進(ごみ減量運動の普及・啓発)、清掃情報誌「ごみぱっくん」の発行

その他のテーマ

関連情報

お問い合わせ先

環境部環境課温暖化対策係

〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号

電話番号:03-5307-0672

ファクス番号:03-3312-2316

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