「『私たち』でつくる杉並の教育の未来」講演会を実施しました！

「「私たち」でつくる杉並の教育の未来」と題して、PTA等の会長や代表を対象に講演会と座談会を開催しました。

開催日：2025年10月26日（日曜日）
場所：杉並区役所第5・6会議室
参加者数：23名

【チラシ】「私たち」でつくる杉並の教育の未来（PDF：174KB）

目的

杉並区教育ビジョン2022で大切にしている「誰もが教育の担い手になる」ことを、教育長から直接、各学校のPTA等の会長・代表者へ伝える機会を設けることで、教育ビジョン2022への理解を深めるとともに、今後のPTA活動を行う上で意識していただくことを目的に開催しました。また、参加者同士が交流できる時間も設け、他校の状況など情報交換する機会も提供しました。

当日の様子

第一部：渋谷教育長のお話
令和7年度より区役所本庁舎内に組織された教育人事・指導課学校問題対応支援係（CEDAR）の紹介や持続可能なPTA活動にするためのヒントを参加者に情報提供しました。また、教育行政の充実にはPTA等はじめ保護者の協力が不可欠であるというお話もありました。

第二部：小・中PTA協議会会長の座談会
小学校と中学校それぞれのPTA協議会の会長に、会長を務めるに至った経緯や、活動の魅力、コロナ禍前後の活動の変化を語っていただきました。二人とも前向きに活動に取り組んでいる一方で、課題だと感じている点についてもお話しされていました。特にコロナ禍前後の活動の変化については、「やらなくていいことが洗い出された」「コロナ禍があったからデジタル化が進んだ」とポジティブな話を聞くことができました。現在、PTA協議会では持続可能なPTA活動とはどのようなものか模索されているということも知ることができました。

第三部：参加者同士の交流
今回の参加者は、小学生の保護者と中学生の保護者が半数ずつくらい参加していたため、小中の垣根を越えて交流することができました。交流の時間は30分間、4人1グループで行い、それぞれが抱える課題を解決するためのアイディアなどの意見交換が活発に展開されました。対面でのコミュニケーションの機会が減っている中でも、人と人とのコミュニケーションが大切だという話が多くのグループでされていました。30分では語りつくせず、閉会後も話し込む様子が見られ、参加者にとって有意義な時間となりました。

参加者の声

• PTAの運営について、何かを変える事を目的とするのではなく、ポジティブな気持ちで関わることが大切だと感じました。
• 様々な立場の方からアドバイスをもらい、情報交換ができました。
• 他校のPTAの方の話が聞けてよかったです。