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ページID : 27034
更新日 : 2026年6月15日
いざという時に慌てないために!子どもがいる家庭の防災“最初の一歩”(2026年6月15日)
目次

朝、子どもを保育園に送り、帰り道に和田堀公園の緑を横目に見ながら、ほっとひと息。
住宅街の静かな空気に包まれて、「ああ、今日もいつも通りだな」と感じるその瞬間。
ふとスマホを見ると、またどこかで地震のニュース。
「もし今、この杉並で起きたら?」
そう思ったこと、ありませんか。
抱っこしたまま逃げられるだろうか。
保育園へのお迎えはどうなるんだろう。
どこに避難すればいいのか、すぐに分かるだろうか。
考え始めると不安になるけれど、忙しい毎日の中で、つい後回しにしてしまうのも本音です。
でも、子どもがいるからこそ、「少し知っておくこと」が安心につながる。
「なんとかなるかな」と思いがちな防災ですが、実際には“知らないこと”が一番困ると言われています。
今回は、子育て家庭の防災について、杉並区の自治会等で減災セミナーなどを実施している専門家にお話を伺いました。

まずは「命を守る」が最優先
災害時に最も大切なのは、命を守ること。
- 頭を守る
- 落下物から身を守る
- 無理に動かない
まずはシンプルに、この行動を意識することが基本です。
避難所には種類がある
避難所といっても、実は種類があります。
- 一般避難所(学校など)
- 福祉救援所(乳幼児・高齢者・障がい者向け)
子ども連れの家庭にとっては、福祉救援所の存在を知っておくことが安心につながります。
杉並区の避難所・ハザードマップ
事前に場所と行き方を確認しておきましょう。
住まいによって行動が変わる
災害時の過ごし方は住まいで変わります。
- 戸建て:状況に応じて避難(全壊・半壊など)
- マンション:在宅避難が基本
特にマンションでは、数日から1週間程度、自宅で過ごす想定が大切です。
「買いに行けばある」は前提にしない
現代は便利ですが、災害時には物流が止まり必要な物が手に入らない可能性があります。
- ミルク
- おむつ
- 紙類
は手に入りにくくなることも。少し多めに持っておくことで安心につながります。(ローリングストック)
“知らないこと”が一番困る
防災で一番怖いのは、「知らないこと」。「なんとかなる」と思いがちですが、知識がないと動けなくなることもあります。
地域のつながりも防災のひとつ
いざという時、助けになるのは人のつながり。
- ご近所とのあいさつ
- 顔見知りの関係
日常の延長にある関係が、安心につながります。災害時は連絡が取れないこともあるため、日頃から顔の見える関係が支えになります。
まとめ
「非常食1週間分も家が広くないのでストックできない!」とドキドキしながらお話伺っていたのですが、意識や知識が大事だなと感じました。防災は、特別なことから始める必要はありません。下記を心掛けるとよいようです。
- 命を守る行動を知る
- 避難所の種類を理解する
- 在宅避難の考え方を持つ
- 少し多めの備えを意識する
次回は、「これだけは押さえたい!子どもがいる家庭の防災準備と備蓄のコツ」をお届けします。
お話くださった防災専門家

大竹雄一郎(おおたけゆういちろう)
一般社団法人まちかど防災減災塾 代表理事
東日本大震災、熊本地震、令和元年台風15号・19号、新型コロナウイルス、令和6年能登半島地震など大規模災害時には救援物資や必要物資の後方支援サポート等を行い、被災地支援・被災者支援・ボランティア団体などのサポートを行う。
減災アドバイザーとして『減災』をキーワードに行政のサポートとして杉並区自治会をはじめ住民目線での啓発活動や企業のBCP策定・災害対策本部訓練サポートなどを全国で行っている。
ライター さくら
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