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更新日 : 2026年4月28日

杉並福祉事務所荻窪事務所 保護第二係 入庁8年目Sさん

目次

Sさん利用者の課題に寄り添う支援業務を行う福祉事務所の職員 資格の勉強や愛犬との散歩が趣味

配属先が決まった際の気持ちを教えてください。

福祉職採用とはいえ、児童分野でしか働いたことがなく、福祉事務所と聞いて未経験の現場に不安を覚えました。特に、高齢者や精神障害者との関わりには専門性が求められるのでは…と臆するところがありました。「不正受給」のような悪い印象が表立って、ぼんやりと「ケースワーカーは大変そう!」という先入観があったと思います。

半面、入庁して一つ目の職場だったので、行政の中から見る福祉のフィールドがどんなものであるのかという点は興味を惹かれました。それまで福祉の現場で外側から見ていた「福祉事務所」を、内側から見ることができるということに、わずかにワクワクを感じていたように思います(遠い記憶ですが)。

現在の仕事のやりがいを教えてください。

クライエントの抱える課題について、見立てを持って支援を組み立てるプロセスや、引き出せる強みや繋げられる資源を見つけられる点に、この仕事の面白さがあると思います。

生活保護開始時のアセスメントはクライエントの大きな危機に立ち会う瞬間なので、ケースワーカーの力の見せどころです。開始時担当したケースワーカーについて、「あの人にはお世話になった」と何年経ってもお話される方によく出会います。

貧困は、社会や人間関係の歪みのしわ寄せのような部分があり、クライエントの身の上に降りかかるそのしわ寄せを取り除くために、生活保護法や活用できる資源を有機的に運用していくことが、ケースワーカーの仕事の醍醐味なんだと思います。わたしはまだまだ未熟者なのでその域には達していませんが、そういう仕事ができたらいいなと思います。

また、福祉事務所の業務は、係のチームワークで成り立つ部分が大きいです。支援の中で感じたことを係の中で受け止めてもらうと、考えが整理され、より中立的な視点が得られます。頼ったり頼られたりしながら、若手ケースワーカーの成長ぶりに感動したり、ピンチをチームで乗り越えて一体感を感じたりすることもしばしば。「いいチームだなあ」と思える瞬間に出会うと、続けてきてよかったと思えます。

専門職の方と連携しながら働く様子近隣地域を自転車で訪問する様子

仕事で印象に残ったエピソードを教えてください。

入院したタイミングで保護開始となったケースで、依頼を受けて自宅に荷物を取りに行ったところ、簡素な部屋のテーブルにその方の書いた遺書を見つけました。経済的な問題に加え病気の悪化を悲観してのことだと思います。生活保護で入院治療を受けることができたその方は、病気もよくなり、更生施設(生活保護法上の入所施設)に入所することになりました。「厚生」や「更正」と混同されやすいので、「更に生きると書きます」と説明すると、「ご覧になったと思いますが…」と遺書を書いた心境についてお話してくださいました。様々な不運が重なり困窮し、アパートを失うことになったこと、救急搬送された先のソーシャルワーカーさんの支援で生活保護に繋がり、体がよくなった今は、再び仕事につくことを決意していることを語る声が、か細いながら意志の滲む声色だったことを記憶しています。就労自立廃止になった時の笑顔も忘れ難いです。

最後に、就活生へのメッセージをお願いします。

「よい花はあとから」

先の見えないトンネルのような就職活動に時に押しつぶされそうなときもあるかも知れません。自分の可能性を信じるにつれ、不安も大きくなるものではないでしょうか。いろんな状況を楽しむ気持ちをたいせつに、リラックスして日々過ごしてください。何かができることより、できるようになりたいという意欲や態度が重視されていると感じます。きっとよい結果が最後に待っています。よい出会いがありますよう、お祈り申し上げます。

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