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更新日 : 2026年4月28日

教育委員会 済美教育センター 入庁24年目Yさん

目次

Yさんスクールソーシャルワーカーと連携し子供の問題解決を行う済美教育センターの職員 子供と遊ぶことやフットサルが趣味

配属先が決まった際の気持ちを教えてください。

配属先が教育委員会と聞いて、まず思い浮かんだのは、正直に言うと、「抵抗感」でした。教育=指導という構図が固定観念としてあったからです。

次に、福祉職の自分に何ができるのかと「疑問」が湧きました。それまでは、障害者の直接支援(生活介護)が中心で、子どもや高齢者、生活困窮者に関連する部署への異動を考えていたので、職務内容の想像ができませんでした。しかし、福祉の視点を持つSSWと連携する職務と聞き、「高揚感」が芽生えました。児童・生徒が中心の支援は、今まで携わってきた福祉の視点が生かせるからです。

配属間近に迫った時には、福祉の視点を生かせる職場に自分の経験をどのように生かせるか「期待と不安」が混じったのを覚えています。

現在の仕事のやりがいを教えてください。

現在、職場事情もあり、依頼文や要綱の作成、仕組みづくりやパソコン管理など事務作業に追われています。しかし、福祉職としては直接子どもや保護者と関われる時にやりがいを一番感じます。

子どもとの関わりでは、先日SSWから、担当の不登校生徒で高校受験の面接練習のために、面接官役をお願いされました。緊張した表情で私の模擬質問に一生懸命答える姿に、こちらも思わず熱が入りました。終わった瞬間に見せたほっとした表情と、「想像以上に緊張したけどいい練習になりました。」との言葉に、関わることができて本当に良かったと心から思えました。また、今回設定してくれたSSWにも自然と感謝の気持ちが芽生えました。

保護者との関わりでは、現在、お子さんの支援方法の検討と共有の目的で、継続面談を保護者と行っています。毎回、面談室でお会いする時は不安と緊張からのスタートです。丁寧な説明を心がけますが、意見の相違や無理な要望を受けることもあります。ですが、徐々に保護者の声のトーンが落ち着いて、表情が和らぐ様子が見られると、意見を少しでも受け入れてくださったと思える瞬間は、福祉の醍醐味であると言えます。

パソコンで事務作業をしている様子スクールソーシャルワーカーとの会議の様子

仕事で印象に残ったエピソードを教えてください。

身体障害者施設で仕事をしていた時、車椅子の利用者の人が高齢の母と二人暮らしをしており、自宅にヘルパーを入れるだけでは、生活が難しくなりました。利用者の特定相談支援事業所のワーカー、母のケアマネージャー、高齢者施設の職員、病院の主治医、訪問看護師なども集まりケース会議を開きました。本人の身体障害者施設の通所確保と母親の負担軽減を第一に考え、自宅から徒歩圏内の高齢者施設に入所しました。しかし、民間の高齢者施設はスタッフ不足もあり、会話が大好きな利用者にとってはつまらない日々が続き不満を漏らすようになりました。母も近い距離でいつでも会いに行けると思いきや、息子と離れて暮らす寂しさに、体調を崩し、会いに行くこともできなくなりました。

関係者がアセスメントに基づき支援を考えましたが、福祉の理想と現実の違いに考えさせられたケースでした。

最後に、就活生へのメッセージをお願いします。

福祉行政で24年働いて感じるのは、「仕事能力が高い人」よりも「学び続けることができる人」の存在がいかに重要かということです。おそらく、仕事能力の高い人は上位数パーセントで、残り大半の人は、いわゆる普通といわれる人たちです。ただ、仕事は上位数パーセントの人だけでは成り立ちません。普通といわれる人達が一丸となることで仕事は動いています。最初はできなくても、少しずつ学び続ける姿勢こそが社会人にとって大切になります。

就職活動は、自分の存在価値を考えさせられ、うまくいかない日もあると思います。ですが、そこから学び続けることが自分自身の成長に、社会人生活に必ずつながるはずです。頑張ってください。

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