杉並第二小学校「学校図書館における、デジタル子ども新聞の活用」(令和4年10月3日)

 

ページ番号1085149  更新日 令和4年11月16日 印刷 

 杉並第二小学校は、今年度、区の学校図書館活用実践校の指定を受け、第3学年以上の児童が小学生用のデジタル子ども新聞を活用しています。1学期はデジタル子ども新聞に触れ、読んでみることから始め、2・3学期には探究学習における課題を解決するためのツールの一つとして活用できることを学びます。

タブレット端末でデジタル子ども新聞の記事を読む児童たちの写真

 第3学年の総合的な学習の時間の学習では、タブレット端末上のデジタル子ども新聞の記事と学校図書館の本を併用して調べ学習をしました。自分の好きなことを深めたり広げたりする学習の中で、デジタル子ども新聞を活用しました。
 児童は、デジタル子ども新聞の画面を開いて、自分が気になる表示された記事を読んだり、キーワード検索をしてみたりしました。中には、「生きものだいすき」や「ニュースがわかる」といったカテゴリーから、興味を広げていく児童もいました。興味をもった記事は、一人一人必要な部分をコピーして自分のロイロノートに貼り付け、友達へ自分の興味をもった記事を送ったり、友達の興味をもった記事を送ってもらったりして、交流し学びを深めました。中には、タブレット端末のデジタル子ども新聞記事だけでなく、学校図書館の図鑑を使って調べている児童もおり、デジタルとアナログを併用しながら学習する様子が見られました。

デジタル子ども新聞の記事について、生徒の意見や感想が書かれたタブレット画面の写真

 第5学年の国語科「新聞を読もう」の学習では、デジタル子ども新聞を活用して感想を書き、友達と発表し合いました。見出しに着目し、自分が興味をもった記事をロイロノートで整理しました。その後、ロイロノートで選んだ記事に対する自分の感想や意見を書いて、数人で発表し合いました。この日の新聞で取り上げられていた「小惑星リュウグウ」の記事を選択した児童が複数おり、友達が自分と同じ記事や内容に着目して感想を交流することで学びが深まったという感想が児童から挙げられました。

 家庭でのデジタル子ども新聞の閲覧も可能となっており、授業で得た知識を基にしながら自分の興味関心のある事柄について新しい情報を得たり、深めたりするために家庭でも新聞を活用していってほしいと思います。

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