カラスによる被害を減らしましょう(6年4月15日)

 

ページ番号1093277  更新日 令和6年4月15日 印刷 

4月~7月ごろはカラスの繁殖期にあたります。
この時期の親鳥は非常に警戒心が強く、区民の方から「カラスに威嚇や攻撃を受けた」などの相談が数多く寄せられます。このような被害を減らすため、身近なところからカラス被害の対策をしましょう。

カラス被害の対策 4つのポイント

(1)巣の材料になる針金ハンガーは片付けましょう

都会のカラスの巣は、ほとんどが針金ハンガーで作られています。カラスにとって調達しやすい針金ハンガーは、使った後に必ず片付けましょう。

(2)巣を掛けやすい枝はなくしましょう

自宅の敷地内に葉や枝が多い樹木などがある場合は、適宜剪定(せんてい)を行い、枝に巣を掛けにくくしましょう。以前に巣を作られたことのある木は、早めに剪定をしましょう。

(3)カラスの餌場をなくしましょう

都会のカラスにとって、栄養豊富な食べ物を簡単に得ることができるごみ集積所は、格好の餌場です。ごみ集積所ではカラスネットを利用するなど、ごみ集積所が餌場とならないようにごみの出し方を工夫し、しっかりと管理しましょう。

(4)カラスの餌付けはやめましょう

カラスが人の身近なところに巣を作り、人を襲う原因の一つに、カラスの餌付けが考えられます。カラスは人から餌をもらうことで人を恐れなくなり、より一層人と身近な環境で生活することになります。また、餌付けは生態系のバランスを崩すことにもつながりますので、餌付けはやめましょう。

襲われそうになったら

カラスに襲われそうになったら巣の場所を確認し、そこを避けて迂回路(うかいろ)を通るようにします。 迂回ができない場合は帽子をかぶるか、傘をさして通るようにします。カラスは背後から頭をねらい、脚で蹴ってきます。

区では、民有地にカラスの巣があり、人に危害を加える恐れがある場合に、卵やひなの捕獲(その際に巣の撤去)を行っています。
相談は、環境課「有害鳥獣等相談110番」(電話:03-5307-0665 月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時。祝日を除く)へご連絡ください。

なお、民有地以外(都立公園や電柱・鉄塔など)にあるカラスの巣については、各施設管理者へ相談してください。各施設管理者の連絡先は、下の関連情報のリンク先「カラス対策について」のページをご覧ください。

 

このページに関するお問い合わせ

環境部環境課生活環境担当
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