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更新日 : 2025年4月1日

わが子が幼稚園に入園する時に知っておくと良いパパママの心づもり(2025年4月1日)

目次

「すぎラボ」は杉並区で子育て中のママライター・パパライターによるコンテンツです。

この記事が公開されるのは4月1日。幼稚園に入園予定の場合、入園式まであと10日ほどです。これまで保育園や満3歳児クラスに通っていた子でも、入園式を行い、幼稚園生活がスタートします。わが子と自分自身が幼稚園生活をスムーズに送れるよう、幼稚園生活を2度送った筆者からパパママがしておくといい心づもりをご紹介します。

4月いっぱいは慣らし保育期間

入園式を終え、幼稚園が始まれば自分時間ができる!と思っているパパママはちょっと待った。幼稚園は入園式後、「慣らし保育」が始まります。幼稚園の慣らし保育はゆっくり無理なく着実に、子どもファーストです。

慣らし保育中は帰宅時間が早い

幼稚園の慣らし保育はおおむね3週間です。(ゴールデンウイークを過ぎるとお弁当(給食)ありの通常保育時間になります。)この慣らし保育中は本当に帰宅が早いです。4月中は幼稚園に行っている間に遠出はできません。(新二号認定の取得者が多い幼稚園など慣らし保育の短い幼稚園もあります。)

入園式後の1週間はあっという間

入園式後の1週間は、本当に早いです。幼稚園によりますが、1時間から1時間半でお帰りになります。慣れない身支度をして、登園したと思ったらあっという間にお帰りです。
幼稚園から自宅までが近ければいいですが、遠い場合は帰ってもすぐにお迎えになってしまうため、帰宅せずに近くの公共施設やカフェで時間をつぶす人もいます。幼稚園まで遠い場合は、どこで時間をつぶすことができるか、事前に調べておくといいでしょう。

ゴールデンウイークまでの間も早い

1週間経って慣れてくると、今度は午前保育が続きます。午前保育と聞くと午後0時までかなと想像する人もいるかもしれません。しかし、幼稚園の午前保育はおおむね11時から11時30分頃です。登園してから2時間程度でお帰りなのです。
入園後の1週間よりは少し伸びてもやっぱり早いです。ちなみに、通常保育が始まっても水曜日は午前保育の幼稚園が多いです。

初めてだらけで子どもは疲れやすい

あっという間に帰ってくるのに、子どもはとても疲れます。親と離れる事、集団行動をする事、よく知らないお友達と一緒にいる事、よく知らない幼稚園にいる事、あげるときりがないくらい何かしらに疲れます。そのため、必要以上に疲れさせない生活を心がけましょう。

外出は早めに切り上げる

遅くとも昼前には帰ってくるため、午後の予定を入れたくなりますが詰め込みすぎないように気を付けましょう。ただし、遊ぶことでリセットされる疲れもあります。子どもの性格によっては疲れているから外遊びはさせない、となると逆効果かもしれません。その場合もほどほどに。例えば、お帰りからの流れで30分だけと決めて、近所の公園に行くのはお勧めです。できればクラスのお友達と一緒に。ママ同士の距離も少しずつ近づきます。

幼稚園以外の新しい事を始めない

まだ3歳。子どもは初めての幼稚園でいっぱいいっぱいです。幼稚園に入ったから習い事を始めたい、という場合は4月ではなく幼稚園に慣れてきた頃に始めるのがお勧めです。

トイレトレーニングが完璧でない人はここで頑張る

これまでトイレトレーニングがうまくいっていなかった人でも、幼稚園に入るとあっという間におむつが取れる子が多いです。なぜなら、幼稚園に行くと同じ年の子どもの多くがパンツです。子ども心に「みんなと同じが良い」「自分だけおむつでは恥ずかしい」など様々な感情がおむつ卒業を後押しします。
また、年少さんは新しい行動をするたびに全員でトイレに行きます。例えば、朝の会が終わったらトイレ、保育室を移動する時にトイレなど。その結果30分おき位にトイレへ行きます。トイレでおしっこをかけてしまう失敗をする子はいても、おもらししてしまう事は少ないです。
保育時間中のトイレ事情はとても整っています。まだの方は、ぜひこの流れを使って頑張りましょう。

トレイトレーニングに関しては、こちらの記事も参考にどうぞ

トイレトレーニング体験談をまとめてみました(令和7年3月1日)

お弁当が始まる前にお弁当を練習しておこう

お子さんは1人でお弁当を食べることができますか。お弁当を食べるのは、フォークやスプーン、コップを上手に使う事だけではありません。お弁当を袋から取り出して、テーブルに食べやすいように並べ、食べた後に片付ける事も含まれます。
せっかく用意していたお弁当袋の巾着が子どもの力では開けられなかったり、お弁当箱のパッキンが固すぎて開けられなかったり、3点セットのカトラリーを渡したら何を使っていいのかわからなかったり、食べられると思っていたおかずを自分で食べる事ができなかったり。親が考えもしない事で、子どもはお昼ごはんが憂鬱になります。
そこで起こりうる事象をパパママが把握する為に、5月以降に使う予定のお弁当セットでパパママのサポートなしでお弁当を食べてもらうのです。思いがけない躓きがあったら、対策を考えましょう。お弁当なら子どものお昼ごはんをサポートできます。

家でサポートしながらならば食べることができた食材も、1人だと食べることができないかもしれない。1度試せば、暫くはお弁当に入れるのを見送る、食べやすい形にして入れるなどの工夫もできますよ。
また、お弁当作りは慣れるまでは意外と時間がかかる事も。登園中にお弁当を作る事は、ママにとってもいい練習になりますよ。

パパママにとって何よりも大切な事

この時期のパパママにとって何より大切なのは、お迎えに遅れない事と不安な顔を見せない事。幼稚園に慣れていないこの時期に少しでも遅れてしまうと、パパママと子どもとの信頼関係が崩れ、登園渋りに繋がります。この時期は絶対に遅れられません。お迎えに出発する時間の10分前にアラームをセットしておくなどの対策が安心です。
また、パパママが不安そうな顔をすると、子どもはとても不安になります。初めての環境が苦手なパパママも登園する時はにこにこ笑顔を忘れずに。そしてお迎えでも「お帰り、1日頑張ったね」と笑顔でわが子を迎えましょう。

すぎラボライター らくちゃんママ

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電話番号:03-3312-2111(代表)

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