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更新日 : 2025年10月7日

高井戸中学校が情報活用授業コンクール優秀賞・キハラ賞を受賞しました(2025年8月25日)

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令和7年8月25日、全国学校図書館協議会主催の第5回情報活用授業コンクールにおいて、高井戸中学校が優秀賞とキハラ賞をダブル受賞しました。このコンクールは、児童生徒の情報活用能力を培う授業実践の活性化を目指し、文部科学省の後援を受け行われているものです。

全国29件の応募から、高井戸中学校「1年社会科ナゾトキ 授業で気になったことを、調べてみました」(小野泰大主幹教諭ほか3名)が優秀賞を受賞し、さらに特に優れた実践に対し送られるキハラ賞にも選ばれました。副賞としてキハラ株式会社のオリジナルブックトラックが贈呈されます。

受賞した授業は、社会科で学期中に学んだことの中から、生徒各自がさらに知りたいことをテーマとし、長期休み期間に調べ、課題解決して作品にまとめ、休み明けに発表会をする活動です。学校図書館の活用はもとより、学校司書と区立図書館司書の資料面・発表展示などの連携が丁寧に行われたことや、この授業によって生徒の知的好奇心が高まったこと、情報活用能力が向上につながったことが評価されました。

受賞した授業は昨年度の1年生のものでしたが、夏休み明けに2年生のナゾトキ発表会が行われました。1学期の社会科の学習から生徒各自が興味を持った研究テーマを夏休みの課題として仕上げています。生徒の設定した「ナゾ」の例をあげると、「日本が輸出したものは海外にどのような影響をもたらしたのか」「地図記号があるものとないものの違い」「昔の学校から何が変化した?」「遠洋漁業を復活させるには?」「織田信長が昔は不良だったってほんと?」「なぜ北陸の伝統工芸品には織物や器に関するものが多い?」などです。学習したことを自分の生活に引き付けて考えたり、社会の課題解決策を考えたり、教科書を超えた多様な視点のテーマが見られました。「問いを作る、調べる、まとめる、発表する」ことを繰り返し行ってきた成果が発揮されていました。

生徒の作品は校内展示を経て、隣接する高井戸図書館にも今年12月に展示予定で、どなたでも見ることができます。コンパクトでありながら、イラストや図やグラフを使って的確にまとめられた生徒の作品をぜひご覧ください。

副賞として贈呈されたキハラ株式会社のオリジナルブックトラック

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杉並区立済美教育センター 

〒166-0013 杉並区堀ノ内2丁目5番26号

電話番号:03-6379-3521

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