令和7年度国際交流の集いを開催しました

12月6日（土曜日）、区役所にて「令和7年度国際交流の集い」を開催しました。国際交流の集いは、済美教育センターの日本語指導を受けている帰国外国人児童・生徒が学習の成果を発表する場として開催しており、今年度は、小学校第1学年児童から中学校第3学年生徒まで計15名の子どもたちが発表しました。
スピーチでは、「日本に来て楽しかったこと」「自分の出身国のこと」「日本と外国の違い」「将来の夢」などそれぞれが選んだテーマについて発表する姿が見られました。緊張しながらも一生懸命に発表する子どもたちには、温かい拍手が送られ、発表を終えた子どもたちは、ほっとした表情を見せていました。

スピーチ終了後は、一人一人に表彰状が授与されました。

会場には、日本語指導の教科書や教材などが展示され、参加者は興味深そうに手に取っていました。

国際交流の集いは、児童・生徒の自信と学習意欲の継続をねらいとして実施しています。今回の集いでは、子どもたちが日本語で自分の思いを伝える力を育むとともに、国際理解を深める良い機会となりました。子どもたちのスピーチからは、日本語を学習する意欲や、日本での生活を楽しんでいる様子が伝わってきました。また、スピーチを通して、子どもたちは、周囲の人々から認められ、励まされることで、自信を深め、コミュニケーションに対する前向きな姿勢を育むことができるのだと改めて感じました。これからも、子どもたちが、さまざまな人とコミュニケーションをとり、互いの文化を理解し尊重し合えるように、支援を続けていきたいと思います。