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更新日 : 2025年11月1日

ベビーシッター制度を活用して無理のない育児を(2025年11月1日)

目次

「すぎラボ」は杉並区で子育て中のママライター・パパライターによるコンテンツです。

子どもと過ごす毎日は、うれしいこともたくさんあるけれど、正直「誰かにちょっと手伝ってほしいな…」と思うこと、ありませんか?

そんなときに頼れる選択肢のひとつが、ベビーシッター制度です。杉並区では、利用時の補助が受けられる制度も整っていて、思っているより気軽に活用できるかもしれません。今回は、区の制度の概要と筆者自身の体験を交えながら、どんなふうに使えるのかをご紹介します。

ベビーシッターとは何をしてくれるの?

ベビーシッターは、主に親の代わりに自宅で子どもの見守りやお世話をしてくれる方のことです。食事や遊び、寝かしつけのほか、保育園や習い事への送迎をお願いできる場合もあります。保護者が仕事や用事で外出するときや、兄弟姉妹の行事などで付き添えないとき、自宅での看病をサポートしてほしいときなど、さまざまなシーンで利用できます。

杉並区のベビーシッター制度(一時預かり利用支援)とは?

杉並区では、未就学児を育てている保護者が一時預かり利用支援の認定事業者のベビーシッターを利用する場合に、費用の一部を補助してもらえる制度のことです。

杉並区ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)

利用条件や対象事業者などは、上記杉並区の公式ページで確認できます。また利用に関する細かな確認事項はFAQも用意されているので参考にしてみてください。

費用の一部助成をしてくれる

多くのベビーシッターは、だいたい1時間あたり2,000円から4,000円程度を目安に料金がかかってきます。ベビーシッターのスキルや、病児保育対応や夜間対応など依頼する際の条件によってかかる料金が変わってくるイメージです。杉並区ではその料金の一部を補助しています。

手続も簡単

ベビーシッターの認定事業者への登録は自身で行います。ベビーシッター利用後に補助金申請に必要な書類を準備し、期日までに杉並区に提出すると、後日補助対象の費用が交付されます。事前の手続きなどは必要ないため、手軽に始められるのもありがたいです。

筆者が助かったと感じた利用シーン

家事やちょっとした外出など用事を済ませたいとき

私が実際に利用したのは、子どもが保育園から帰ってきた後の時間帯。夕食の準備をしている間や、食事のサポートをお願いしたいときでした。例えば、子どもが1歳前後の頃。復帰直後、仕事から帰ってきてヘトヘトな状態で、伝い歩きを始めた子どもを見ながら家事をこなすのは、私にとってとても大変でした。また疲れている中、全力で相手をしてあげられないことへのもどかしさもあり、そういった時にシッターさんの手を借りられるのはとても助かりました。

特に私がお世話になっていた「保育士シッターさん」の場合は、リズム遊びやそのほか年齢に応じた遊び方などとにかくプロ。子どももシッターさんとの時間をとても楽しんでいました。

子どもが病気のとき

保育園や幼稚園では預かってもらえない「病児・病後児」のときでも、医師の診断後に自宅で見守ってくれる病児対応をしているシッターさんもいます。

我が家の場合は、子どもが手足口病やRS感染症など、登園は控えたいけれどすっかり元気を取り戻していたときにお願いしました。あと1日ほど自宅で静かに過ごしてほしいなというタイミングで、シッターさんに来てもらいました。おかげでリモートワークでその日は出勤することができました。

産後のサポートとして

赤ちゃんが生まれてすぐの時期は、体も心も回復途中。上の子のお世話をどうしよう…というときや慣れない新生児のお世話を誰かに頼りたい、そんなときにベビーシッターをお願いすることで安心して赤ちゃんと向き合える時間が持てます。

私の場合は、新生児のケアに慣れている「助産師のシッターさん」を事業者のサービスページから探してお願いしました。出産後に退院して、病院での手厚いサポートがパタリとなくなった中、不安を抱えながらの育児が始まりました。そんなとき、助産師シッターさんの存在はこの上なく心強く、安心できるものでした。沐浴のサポートや、仮眠中の赤ちゃんの見守りなどをお願いし、一度来ていただくだけでも心身ともに回復につながったことをよく覚えています。

自分にあった活用を

ベビーシッターにどこまで任せるかは、ご家庭やご自身の気持ち次第。利用する際は下記のような留意点を確認し、どのように活用していくかを検討してみてください。

ベビーシッターなどを利用するときの留意点(子ども家庭庁ホームページ)外部サイトへリンク

私自身最初は、家族以外の誰かに子どもを任せることに少し抵抗がありました。何を頼るかを決めて活用してみるとそこからは、自分自身すごく楽になることがわかりました。今では、よくサポートをお願いしているシッターさんと一緒に子どもの成長を見守ってもらえているようなそんな安心感があります。

無理せず、うまくサービスを活用して、子どもとの時間をもっと楽しく、心に余裕をもって過ごせるようになるといいですね。

すぎラボライター ママ・ミーナ!

お問い合わせ先

子ども家庭部管理課 

〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号

電話番号:03-3312-2111(代表)

ファクス番号:03-5307-0686

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