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更新日 : 2025年12月15日

家事がつらいときの味方に。産前・産後支援ヘルパーの使い方(2025年12月15日)

目次

「すぎラボ」は杉並区で子育て中のママライター・パパライターによるコンテンツです。

妊娠中や産後の生活は、身体が動かせない、動いてはいけない、そんな状況がありますよね。杉並区では、そんな時に家事や育児をサポートしてくれる「産前・産後支援ヘルパー事業」を実施しています。今回は、筆者が産前と産後の両方で利用したときの体験をもとに、どのように役立ったのかをご紹介します。

産前:安静指示が出て、どうしても掃除が負担に…

妊娠中、切迫早産気味と診断され、医師から安静指示が出た時期がありました。「なるべく横になって過ごして」と言われても、実際の生活では掃除や片づけがどうしても気になり、つい動いてしまうもの。掃除は手を伸ばしたり、屈んだりとどうしても動作が発生してしまうため、身体への負担も感じていました。

そんな時に利用したのが、産前・産後支援ヘルパー事業です。来てくださったヘルパーさんが、床の掃除機がけや床拭き、トイレ・洗面所などの水回りの掃除、洗濯物畳みやちょっとした片づけまでテキパキと進めてくれ、家の中が一気に整いました。その間、お腹の赤ちゃんと自分のためにと、リビングで横になって休息をとることができました。

「やらなきゃ…」という気持ちから解放されて、安心して休めたことは本当に大きかったです。

産後:掃除と食事づくりをお願いできて、心身が回復

出産後は、掃除以上に大変だったのが食事づくりでした。とにかく「三度の飯より睡眠」状態になる産後ですが、家族の料理を作るのも大仕事に感じました。

ヘルパーさんには、

  • 野菜を切って下準備
  • 当日の夕食作り
  • 料理後の後片付け

をお願いしました。

ヘルパーさんによっては冷蔵庫にあるもので作ってくれたりすると思いますが、私は冷蔵庫の食材とともに希望のメニューを伝え、リクエスト形式で作ってもらいました。

「今日の夕ごはん、もうできている」と思えるだけで、夕方の時間がとても楽になりました。

制度を知っておくと心の余裕に

産前・産後支援ヘルパーはどんな制度?

産前・産後支援ヘルパーは、妊娠中から子どもが1歳未満の保護者を対象に、産前産後の支援が必要な家庭にヘルパーが訪問する子育て支援サービスです。利用までに事前申請をし、利用承認を受けることが必要ですが、自宅に訪問してもらい、サポートしてもらえるため、とても助かります。

利用承認を受けると、事業者に直接連絡して予約を取ります。2025年現在、予約が取りづらい状況が続いていたので、その場合は複数の事業者に希望条件とあわせて空き状況を確認するのがおすすめです。

サービスの詳細は以下のページでご確認ください。

産前・産後支援ヘルパー

定期利用も可能

サポートが自分に合っていると感じたら、毎週火曜日・木曜日など、事業者側の都合に合わせて定期利用も可能です。また、子育て応援券での支払いも可能です。

「自分でやらないと」と思いがちな日常的な家事を、プロにお任せすることも大切です。ベビーシッター制度や産後ケア事業と並ぶ、出産前後のサポートの選択肢のひとつとして、ぜひ知ってもらいたい制度です。

すぎラボライター ママ・ミーナ!

お問い合わせ先

子ども家庭部管理課 

〒166-8570 東京都杉並区阿佐谷南1丁目15番1号

電話番号:03-3312-2111(代表)

ファクス番号:03-5307-0686

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